【便利グッズ】洋服の色あせを簡単に復活させる方法

長い間、持ち続けたお気に入りの洋服が色あせてきてしまった、日の当たるところに洋服をかけておいたら一部分が変色してしまった、なんてことはないでしょうか。

おそらくこのブログを読んで下さっている方は、色あせしてしまったお気に入りの服を、何とか元の色に直して、もう一度着たいと思っていることと思います。

そんなときに役立つ便利グッズがあります。「DYLON ダイロン プレミアムダイ」です。色の種類も20種類ほどあり、様々な洋服に対応できます。

準備

まずは生地を確認しましょう。DYLON プレミアムダイは、綿(コットン)、麻、レーヨンはよく染まるとのことですが、もし他の生地だったら、プレミアムダイではなく、生地に適した種類の染料を選んでください。また、染色する前に汚れなどないか確認しておきましょう。

■準備するもの

・染料(DYLON プレミアムダイ)
・容器(容量:1リットルくらい)
・容器(容量:10リットルくらい)
・泡立て器
・かき回す棒
・ゴム or ビニール手袋
・塩:250g
・お湯

筆者は日焼けしてしまった黒のジャケットを染色してみました。

準備ができたら、染色を始めていきましょう。

染色工程を順を追って紹介

1.お湯を準備する

洗面台かお風呂場で作業する場合は、蛇口からお湯(40~45℃)を出せばOKです。お湯が出ない場所で作業する場合は、7リットル程度のお湯を準備します。

2.染色する服を濡らす

そのままです(笑)

3.染料をお湯に溶かす

1リットル程度の容器にお湯500mlと染料を入れ、泡立て器でしっかり溶かします。

泡立て器でと言いつつ、割りばしで混ぜ混ぜ・・・

4.染料液と塩をお湯に溶かす

10リットル程度の容器にお湯6リットルを入れ、塩250gを溶かします。そして、先ほどの染料液も入れて、しっかりかき混ぜます。

5.服を染料液に入れて揉み込む

いよいよ染色工程です。
使い捨て手袋をしてから、服を先ほどの染料液に入れ、15分間ほど手で揉んで、繊維の奥までしっかり液を馴染ませます。

6.服を時々かき混ぜる

15分ほど揉み込んだら、その後45分程度、5分おきにかき混ぜながら浸け込みます。

7.すすぎ、乾燥

染色液を捨て、お湯 or 水で何回かすすぎをします。このとき、すすぎの水が完全に透明になるまでしっかりすすいでしまうと、せっかく染み込んだ染色液も流れ出てしまう分が多くなり、色が薄くしか付かないという懸念があります。

そこで、ここでは”しっかり洗わない”で多少まだ水に色が付く程度ですすぎを止めておきます。それじゃ、洗濯したときに色移りしちゃうじゃーん!と思うかと思いますが、数回は他の洗濯物と一緒に洗わないようにします。それは、しっかりすすぎを行った場合も同じです。

乾燥させて、色が繊維にしっかり定着した後で、しっかりとすすぎを行えばいいのです。

すすぎの後は脱水して、陰干しして乾かします。

8.定着(筆者オリジナル工程)

服を乾燥させたら、この状態でできる限り長期間ほうっておきます。色が生地に定着して、洗濯しても色落ちがなくなる状態になっていきます。どうしても、すぐ着たいよって人は、高温の乾燥機で”加速試験”をしましょう(笑)

”加速試験”というのは、温度を上げた環境においておくことで、常温に置いておく時間の何百倍・何千倍もの時間を短時間で再現させる耐久性評価試験で、筆者は仕事柄よくやっているんです(泣)

before
after

まとめ

少し脱線しましたが、以上で染色工程は終了です。色あせてしまった洋服を家庭でも簡単に復活させる方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

特に難しい作業はないものの、けっこう面倒くさいのですが、色あせてしまったお気に入りの洋服をまた着られる喜びを感じていただけたら筆者もうれしいです。

最後に、染色というだけあって、染色液が付いたところをすぐに洗い落とさないと、色が残ってしまいますので、後片付けまで一気にやってしまうのもポイントです。

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